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ヨコハマ買い出し紀行

芦奈野ひとし作 講談社(コミック1〜12)

お祭りのようだった世の中が、ゆっくりとおちついてきたあのころ。のちに夕凪の時代と呼ばれるてろてろの時間,ご案内。夜の前に,あったかいコンクリートにすわって。

講談社コミックス 芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行1巻」より。

ヨコハマ買い出し紀行・ベストサウンドトラックスレーベル絵神奈川県の三浦半島の西の岬で、ほとんど客がこないカフェを経営するアルファさん。第1話ではスクーターでヨコハマに買い出しにでかけますけど、あとはタイトルと関係ないかなー。ご近所の人びとやお客さんなどとの交流やお散歩的日常を中心に描かれた作品です。1話1話はとても短く散文詩のよう。アニメっぽい画風と絶妙にバランスしてます。

カフェ・アルファをみていると高校時代から、たまーに行く茶房あすなろを思い出します。また、時代設定など、とてもおもしろいアイディアですが、ネタばらしはやめます。私がはじめてコミックを読んだときのええっ!!という感覚をあなたにも味わってほしいからです。月刊アフタヌーンに連載されていますが、できればコミックスを購入してまとめて読んで下さい。でも、我慢できない人はリンク集を使って下さい。音楽と海と風が自然に溶けあうそんな光景がお気に入りです。

 コミックスは講談社から12巻まで出ています。ソニーMEから、ギターデュオGONTITI椎名へきるが参加した、オリジナルアニメビデオ2巻(DVD1枚に納めた版あり)、音楽がショーロ・クラブになったDVD2枚、ラジオドラマCD3巻、サントラCD3種が出ています。私はどちらの世界も大好きです。

いくつかの素晴らしい WEBページがありますのでご紹介します。おもしろいのは

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